みなさんこんにちは。ついに The Weeknd が動き出しましたね。本日 自身がキュレーターを務めるラジオ番組の Memento Mori にてトリに新曲の “Heartless” を公開しました。その後、全てのストリーミングサービスにて配信開始されたこちらの曲を、世界最速で和訳してみましたのでよければご覧ください。
和訳
Never need a bitch, I’m what a bitch need (Bitch need)
俺に女は要らない。女が俺を欲しがるから。
Tryna find the one that can fix me
俺を魅了できる女を探してる
I’ve been dodgin’ death in the six speed
俺はすごい速さで死を回避してきた
(”six speed”とは車のマニュアル変速を6に入れてスピードを出すこと)
Amphetamine got my stummy feelin’ sickly
アンフェタミンのせいで腹が痛いよ
(アンフェタミンとはアメリカなどでAD/HDの治療などにおいて処方されている薬のこと。日本では覚醒剤の種類として規制されている。)
Yeah, I want it all now
そう。俺はいますぐ全部を手に入れたい
I’ve been runnin’ through the pussy, need a dog pound
俺はクソみたいな状況でも走り抜けてきた。野犬収容所に入るべきだよな。
(”dog pound” とは飼い主から逃げた犬や野犬を保護するための公共の檻のこと。駆け抜けてきた自分を犬に喩えてその檻に入れられるべきだと言っている)
Hundred models gettin’ faded in the compound
何百ものモデルがこの争いの中で消えていった。
(Weekndの恋人になるために沢山のモデルが争ったが、結局皆消えていったという意味か。)
Tryna love me, but they never get a pulse down
みんな俺のことを愛そうとするけど、彼女らは興奮を抑えることができないんだ。
[Hook]
Why? ‘Cause I’m heartless
なぜかって?それはおれが冷酷だからだよ。
And I’m back to my ways ’cause I’m heartless
そして俺は俺のやり方で行くよ。所詮薄情者だし。
All this money and this pain got me heartless
金やこの痛みが俺を冷酷にする
Low life for life ’cause I’m heartless
俺は冷酷だし、死ぬまでクソみたいな生活を送るよ。
Said I’m heartless
俺は冷酷だって言っただろ。
Tryna be a better man, but I’m heartless
もっと良い男になろうと頑張ったけど、結局同じだった。
Never be a weddin’ plan for the heartless
そんな俺は結婚する予定もないし
Low life for life ’cause I’m heartless
俺は冷酷だし、死ぬまでクソみたいな生活を送るよ。
(Weekndはフリースタイルの “Gone” をラップした時点から、Futureとの楽曲である “Low Life” をリリースしたとき、そして今回の楽曲を制作するまでずっと自分の成功した人生の影に良くない人生が存在するという考えを持ち続けている。)
[Verse 2]
Said I’m heartless
俺は冷酷だって言っただろ
So much pussy, it be fallin’ out the pocket
ポケットからこぼれ落ちるほどのたくさんの女。
Metro Boomin turn this ho into a moshpit
メトロブーミンがその女たちをモッシュピットの中にぶち込む
(Metro Boomin はこの楽曲のプロデュースも手がけるアトランタ出身のプロデューサー)
Tesla pill got me flyin’ like a cockpit
テスラピルを飲んで、コックピットで操縦して飛んでるような気分だ
(テスラピルとは、自動車会社であるテスラのロゴをかたどった最も有名なタイプのMDMAの錠剤のこと)
Yeah, I got her watchin’
彼女が俺を見てる
Call me up, turn that pussy to a faucet
俺に電話してくれよ。お前のあそこを蛇口みたいにしてやるよ。(説明しなくても分かるよね)
Duffle bags full of drugs and a rocket
ダッフルバックにパンパンのドラッグとジョイント
(ここで”rocket” はマリファナを巻いたジョイントのことを意味している。火をつけると片側から煙が出てロケットみたいだから。)
Stix drunk, but he never miss a target
Stixは酔っ払ってるけど、彼は目標を見失わない
(”Stix”はXOレーベルのメンバーの一人)
Photoshoots, I’m a star now (Star)
写真撮影。俺はいまスターだ。
I’m talkin’ Time, Rolling Stone, and Bazaar now (‘Zaar)
今はタイム、ローリングストーンズ、バザールにインタビューを受けるほどだ。
(ひとつ前の「俺はスターだ」という発言を強調している。ちなみに Weeknd は Time の表紙を飾ったことがある。)
Sellin’ dreams to these girls with their guard down (What?)
女たちがガードを緩めてる隙に、俺は思わせぶりをしちゃう
Seven years, I’ve been swimmin’ with the sharks now
7年間俺はサメたちの中を必死に泳いできた
(Weekndは7年前にデビューした。サメはデビューしてから目の当たりにしてきた周りの悪い人間のことを意味している)
[hook]
I lost my heart and my mind
俺は心も感情も失った。
I try to always do right
いつも正しいことをしようとしている。
I thought I lost you this time
今回は君を失ったと思ってた。
You just came back in my life
でも君は俺の前に戻ってきてくれた。
(破局してよりを戻した Weeknd の恋人 Bella Hadid のことを歌っている。)
You never gave up on me
君は俺のことを諦めなかった。
I’ll never know what you see (Why won’t you?)
俺は君が何を見ているかは分かりっこない。
I don’t do well when alone (Oh yeah)
1人の時はやっぱりうまくいかないよ
[Hook]
シングル一曲出すだけでここまで盛り上がらせる。さすが Weeknd です。アルバムも出そうな感じなので楽しみに待ちましょう。では。